庵治石の特徴は、
- 風合いがある。
- 2つと同じ模様が無い。
- 深みがあり、透明感があり高級感が得られる。
- 年数がたてばたつほど味がある。
- きめ細かな地肌である。
- 指先で押えて、湿り気、うるおいを与えたような、まだらな模様で、石の前面が二重のかすり模様を見せる。
- 結晶が小さく、その結合がち密なために、他の花崗岩と比較して硬い。
- ち密であるから水を通すことも少ない。
- 花立てなどに貯まった水はしみ出しにくい。
- 磨けば磨くほど艶がでる。艶が出るから文字を刻んでも見やすくよく映る。
- 変色することが少ない。
- 膨張や収縮による変動も少ないので、風化に強い。
香川県高松市北方、屋島から庵治半島に分布する領家帯新規の花崗岩。その中でも特にきめ細かい石が「庵治石」です。激しい地殻変動が起き、その時地下深くマグマが冷えて固まり、そして変成した花崗岩が現在の近くの瀬戸内海や中国地方の基盤となり、その後の近く変動で隆起し地表に現れたのが、庵治石です。
庵治石の歴史は非常に古くて、平安末期から南北朝、室町時代にかけて中讃岐草木の庄、牟礼の庄(現在の大字牟礼大町)一帯が石清水八幡宮の荘園であったとされているから、この再建のための石材に「庵治石」が使用されたと思われる。つまり、庵治石は平安時代後期から採石使用され、およそ1000年の歴史の中で注目を集めていたと言える。また、当地域での庵治石製品加工の発祥は、今をさかのぼること650年、石清水八幡宮の再建時と思われるが、工法作品等斬新的なうつろいは1814年屋島東照宮造営の頃と言われている。現代まで代々引き継がれ、現在でも、花崗岩の中でも特に硬い「庵治石」を見事に製品化する技法を得た石匠が、その技によって刻みあげる石彫品は、「庵治石」と共にその名を全国に輝かしている。
- 首相官邸
- 東京オリンピックの聖火台
- 長島スパーランドの雪見灯籠
- 東京ドーム・ラクーア露天風呂
- 道後温泉本館の浴槽湯口
- フィレンツェ市役所前広場のブロンズ像の台
- 六本木ヒルズ内レストラン
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- 庭関連・・・庭燈籠・五重の塔・十三重の塔・門柱・手洗鉢・間知石・飛石・つき石・靴脱ぎ石・砂利
- 神社関連・・・神前燈籠・鳥居・狛犬・浄水鉢・社標・枠・階段・堂宮
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- 建築関連・・・柱石・敷石・張り石・つか石
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- その他・・・石臼・記念碑・定板石・道しるべ・看板・案内板・車止め